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寝すぎて頭痛いし吐き気がする!原因や治し方を3分で解説!

<監修医師 ドクターTST>
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休日にはいつも寝られない分、たっぷり睡眠を取って疲労を回復しようと寝溜めしているという方も多いのではないでしょうか?

でも中には、いつもよりたくさん寝た翌日はどうも頭痛や吐き気がする、といった経験がある方もいると思います。

 

また「風邪で体調が悪いから、いつもより多めに睡眠をとろう」「インフルエンザには睡眠が効果的!」

と思って眠ったのに余計頭が痛くなってしまった、という経験もありませんか?

 

今回は、寝すぎて頭痛や吐き気がする原因や、その対処法などについてご紹介します。理由をきちんと把握して、すっきり頭痛を解消してしまいましょう。

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 睡眠の働き

 

人によって時間の多い少ないはありますが、睡眠を取らない人はいませんよね。そもそも睡眠とはどんな状態でどのような役割があるのでしょうか。

 

睡眠を取ることで脳や心身をリラックスさせ再生させる

一般的に、睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠の二種類に分けることができます。

 

レム睡眠

レム睡眠は比較的浅い眠りで、「身体は眠っているけれど脳は活発に動いている状態」をさします。

 

筋肉が緩んで肉体的な疲労を回復していますが、このとき脳は活発に活動しているので、夢を見たり、一日の出来事を整理して記憶に残したりという作業が行われているのです。

 

ある程度は眠っていますが、外部からの刺激に対して起きやすい状態でもあります。

 

ノンレム睡眠

一方ノンレム睡眠は「脳が眠っている状態」をさします。

ストレスを消去したり、成長ホルモンを多く分泌して、身体も脳も休まっている状態です。成長ホルモンを分泌することで肌や骨を再生しています。

 

ノンレム睡眠は、入眠直後の浅い眠りである第一段階から、すやすやと眠る第二段階、意識が無くなった状態の第三段階。

そしてそこよりもさらに深く眠っている状態の第四段階に分けることができます。

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寝すぎると頭が痛くなる、その原因

 

休日に寝溜めをして疲労を回復しようと長時間睡眠を取ったのにも関わらず、起きた後に頭痛や吐き気がするという経験のある方もいらっしゃると思います。

 

寝るとリラックスして疲れが取れるはずなのに、なぜ?と思いますよね。

実は、寝すぎることによって脳の緊張が緩み、頭の血管が拡張してしまうことが原因だと言われています。

 

妊娠中は頭痛が起きやすい

妊婦によく見られる症状の一つが「寝過ぎたときのようにズキンズキンとした頭痛がする」です。主に妊娠中期にみられる症状です。

これは妊娠によるホルモンバランスの崩れが原因だと考えられます。

 

妊娠中なので薬は使用できないのでなおさら辛いですよね。痛む場所を氷袋で冷やす、もしくは温めるなどの方法で乗り切りましょう。

 

寝すぎて頭痛や吐き気が出たときの治し方

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では寝すぎて頭痛や吐き気がした場合、どのような方法で治すのが効果的なのでしょうか?

ついつい頭痛にはロキソニンなどの薬を使用する方法を思い浮かべてしまいますが、薬よりも効果のある頭痛解消法が存在します。

 

今回は時間のない朝でも簡単にできる方法を三つご紹介します。

 

血行を良くする

長時間寝た後の寝起きは血行が悪い状態なので、まずは血行を良くすることから始めると良いでしょう。

両手をグッと上に上げて、背筋を伸ばすように思いっきり伸びをします。布団の中や座ったまま行うことも可能です。

 

また、こめかみの辺りを指で押して行うマッサージも効果的です。とどまっている血液を全身に行き渡らせるイメージで行うのが良いでしょう。

 

この方法は血管が収縮することで起きる「緊張型頭痛」に効果があります。緊張型頭痛はズキンズキンとした痛みではなく、締め付けるような痛みが特徴です。

 

冷やす

冷たいタオルや氷枕などを頭に当てて、広がった血管の収縮を促しましょう。

この方法は、「偏頭痛」に効果があります。偏頭痛は血管が拡張することにより起きるので、血管を収縮させることによりおさまります。

 

温めるのは逆効果なので、朝シャワーを浴びる習慣のある方は寝起きのシャワーを控えるか、熱すぎない温度に調節すると良いでしょう。

朝起きるとすぐに窓を開けて部屋の換気を行う習慣をつけることも効果的です。

 

シャンプーをするときに、頭をもみほぐすように洗うとマッサージ効果が期待できます。

 

カフェインを摂取する

カフェインには血管を収縮させる効果があります。

朝食時にカフェインが含まれているコーヒーや紅茶、緑茶などを一緒に摂り、朝食を取る時間のないときにはカフェイン入りのエナジードリンクだけでも飲むと良いでしょう。

 

効果的な睡眠の取り方

 

寝不足にならず寝すぎにもならずに、しっかりと休息を取る為には、睡眠を効果的に取ることが大切です。

 

 睡眠は90分サイクル

比較的浅い眠りであるレム睡眠と、深い眠りであるノンレム睡眠は、一晩のうちに交互に繰り返されています。

眠りについてからおよそ三時間後にレム睡眠に入り、その後は約90分おきにレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。

 

レム睡眠のときには眠りが浅く、このときに起きると目覚めも良くスッキリと起きられると言われています。

眠ってから三時間後、四時間半後、六時間後、七時間半後という具合に目覚ましをかけるのが良いでしょう。

 

この間隔は90分ではなく70〜110分ほどと個人差があるので、自分がスッキリと目覚めやすい時間を把握することも大切です。

 

また、ぐっすりと質の良い睡眠を取る為には、眠る前のパソコンやスマートフォンを控えることや、朝食をしっかり取るなどの生活習慣を改めることも重要です。

眠る前に軽くストレッチを行うことも効果的です。

【関連記事】
質の良い睡眠をとる方法を解説!寝れない原因をチェック!

 

まとめ

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以上、寝すぎが原因で起こる頭痛や吐き気、効果的な睡眠についてでしたがいかがでしたか?

睡眠不足だと感じたり、昼間にどうしても眠くなってしまったときには、無理に起きていようとせずにお昼寝をするのが効果的です。

 

90分単位で時間を取ることが難しい場合は、本格的な眠りに入らないように10〜20分ほどで取るのが良いでしょう。

 

一日中頭痛に悩まされることになったら、折角の休日がだいなしになってしまいます。

寝過ぎないように自分の睡眠のリズムを管理できるようになった方が効果的に睡眠がとれます。

 

しっかりと睡眠を取って生き生きと生活したいですね。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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